僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】

毎朝3:00からを独学の時間にしています。テーマを決めて本を30冊読んで勉強し、その勉強メモをこのブログに記録しています。自己紹介はサイドバーにあります♪ 2017/3/1から「ミニマリストの本30冊から実践できるコツを書き出し、毎日少しずつ真似してみる!」企画を始めました。 毎日、ミニマリストになるためのコツを、ひとつ実践するのが目標です!

「わかりやすい説明をする人」と評価されるプレゼン術。作り方と話し方。

【勉強法】の本を30冊読むマラソン、4冊目はいります。
4冊目はこの本↓です。
<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)


「わかりやすい説明」で有名な池上彰さんの本。
"勉強法"というキーワードで選んだのですが、
中身は「わかりやすい説明ができる人になるには、どうすればよいのか」というものでした。


池上さんの解説って本当にわかりやすいですよね。
どうして池上さんの解説がわかりやすいのか。
その秘訣が、この本で解明されていました。


この秘訣を実践すれば、私たちも池上彰さんのように、
「わかりやすい説明をする人」と評価されるようになるはずです!


今回の記事では、この本の情報を整理して、
"プレゼンテーションの準備段階3ステップ & 本番3ステップ"としてまとめました。


今日からすぐできること

"プレゼンテーション準備と本番"は以下の手順で。

【プレゼンテーション準備・資料の作り方】
  1. キモ(=伝えるべき中心テーマ)をはっきりさせ、冒頭に持ってくる。キモをはっきりさせる方法は以下3つ。
    1. 自分に質問してみる。「自分はどうしてこれをやりたいと思うのか?」その答えがキモ。
    2. 「とにかく素晴らしいんです」と書いてみる。そこから、「それは〜だからです」と続けて話を展開させていき、全体が完成したら、冒頭の「とにかく素晴らしいんです」を削除。
    3. 頭の中で上司をイメージして、「きみ、この企画の目的は何かね?」という上司の突っ込みを書き込んでみる。その質問に対して答えるつもりでプレゼン原稿を書く。できあがったところで、上司の架空の質問をはずし、あらためて整理する。
  2. そのキモについて、以下3項目を伝える説明にする。
    1. 「何が面白い?」
    2. 「それが発生した原因は?」
    3. 「どんな仕組みになってる?」
  3. よりわかりやすい説明にするために、以下3つのアプローチを実践する。
    1. 自分の中に素人を育て、その「素人」の素朴な質問に答える説明を考える。
    2. 図解する⇒それを言葉にする。
    3. 誰かにその内容を説明してみる。

↓いざ、本番へ!

【プレゼンテーション本番の話し方】
  1. フックをかける(相手の頭の中に引っかかりをつくる)。これにより、相手に興味を持って話を聞いてもらうことができる。そのためには、話をうまく一般論に持っていき、親しみの持てるキーワードを提示すること。
  2. 話全体の「地図」を相手に渡し、「今の話は地図のここに位置する」と示す。
  3. 木をイメージしながら話す。まず、木の幹(話の本筋)をはっきりさせ、時々、途中で横に行ってみたりする。ただし、またすぐ本筋(木の幹)に戻ることを忘れない。枝葉に話が行くことで、かえって話し手の人柄を感じさせたり、ディテールの面白さを伝えることもできる。


以下、詳細。


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そもそも、プレゼンテーションって何?


 「何がキモなのか、面白いのか」を伝えるのがプレゼンテーションですから、当然、自分で何が面白いのか、客観的にわかっていないといけません。その点を詰めれば、プレゼンもうまくいきます。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


"自分が、そのプレゼンのキモ・何が面白いかを客観的にわかっていること"


本書では、その"キモ"を客観的にはっきりさせる方法が3つ紹介されています。

【プレゼン準備STEP1】キモ(=伝えるべき中心テーマ)をはっきりさせ、冒頭に持ってくる。キモをはっきりさせる方法は以下3つ。

キモをはっきりさせる方法① 自分に質問してみる。


 「自分はどうしてこれをやりたいと思うのか?」と自問して、たとえば「ああ、従来にないことを思いついたからだ」ということになったら、そこを強調するプレゼンをすればいいのです。
 「従来こういう話については△△と言われていました。ところが、よく調査してみると、従来の固定観念とは異なり、実際には○○でした。そこで、○○な部分を生かしていこう。これが、私のプレゼンのキモです」
 こういうことが言えればいいのです。
 そのためには、まずは自分に質問してみます。
 「そもそもどうしてこの企画がいいのか?」と。
 これまでにない商品だとか、アプローチだとか、理由が納得できれば、「これは従来にない発想です」とか「まったくの逆転の発想です」とか、そのキモ(中心テーマ)について、自信を持ってプレゼンの冒頭に持ってくることができます。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


プレゼンのキモを客観的に判断する方法の1つ目が、
「自問すること」。


私、これしたことなかったなぁ。


よし、やってみよう。


例えば、ブログ記事を書くときならば、
Q「何故これをブログに書こうと思ったのか?」
A「ただのプレゼン術じゃなくて、あの"説明がわかりやすい"で有名な池上彰さんのプレゼン術の秘訣がわかったからです!」


この記事のキモ = これがただのプレゼン術ではなく、”説明がわかりやすい”で有名な池上彰さんのプレゼン術だということ。

キモをはっきりさせる方法② 「とにかく素晴らしいんです」「とにかく驚くべきことなんです」と書いてみる。


 あなたがビジネスの場でプレゼンテーションするときにも、「とにかく素晴らしいんです」とか「とにかく驚くべきことなんです」とか、まず書いてみましょうそこから、「それは〜だからです」と続けて話を展開させていきます。全体のプレゼン原稿が完成したら、冒頭の「とにかく素晴らしいんです」という部分を削除します。
 こうすれば、いちばん大事なことから述べるという、プレゼンテーションの大原則を、労せずして実行できるはずです。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


先程と同じく、ブログ記事を書くときを例にしてやってみよう。


ーーーーーーーーーーー
とにかく、このプレゼン術ってのが素晴らしいんです!
それは、それがただのプレゼン術じゃなくて、なんとあの「わかりやすい説明で有名な」池上さんが実践しているものだからなんです!
ーーーーーーーーーーー

↓ここから冒頭を削って整理して..

ーーーーーーーーーーー
このプレゼン術はただのプレゼン術ではなく、「わかりやすい説明で有名な」池上さんが実践しているプレゼン術です。
ーーーーーーーーーーー

キモをはっきりさせる方法③ 頭の中で上司をイメージして、「きみ、この企画の目的は何かね?」「このプロジェクトのキモは何かね?」という上司の突っ込み=質問を書き込んでみる。


 たとえば、若いビジネスパーソンがプレゼンするとします。
 まず原稿を書くでしょう。そのとき、頭の中で、上司、たとえば部長をイメージして、プレゼン原稿の頭に、「きみ、この企画の目的は何かね?」「このプロジェクトのキモは何かね?」という上司の突っ込み=質問を書き込んでみるのです。その質問に対して答えるつもりでプレゼン原稿を書きましょう。
 そうすると自然に、企画の目的やいちばん大事な点から話を始めることになります。その原稿ができあがったところで、上司の部長の架空の質問ははずしてしまい、あらためて整理すると、大変わかりやすい説明になります。
 「キモは何かね?」の答えは、箇条書きでもかまいません。キモを書き出そうと考え抜くとで、企画が整理され、完成度の高いものに成長します。
 考えている過程で、自分がそれほど評価していなかった点が、意外にプレゼンではアピールするかもしれない、と気づくこともありえます。
 また、そこで「十分な論拠がない」「論理的でない」、あるいは新製品のプロモーションなら「データがない」などと気づくこともあるでしょう。そこは補充すればいいのです。
 キモがわかれば、効果的なプレゼンのために何を調べればよいかも自然にわかってくるのです。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


Q「きみ、この記事を書く目的は何かね?」
A「今回紹介するプレゼン術は、ただのプレゼン術じゃないんです!あの、わかりやすい説明で有名な池上彰さんのものなんです!なんで池上彰さんのプレゼンはわかりやすいか、皆そのコツを知りたいと思うんです!だから、それを記事にしたいと思ったんです!」


↓上司の架空の質問をはずして、


プレゼンテーション始めの言葉。
「今回紹介するプレゼン術は、ただのプレゼン術ではありません。あの、わかりやすい説明で有名な池上彰さんのものなのです。何故池上彰さんのプレゼンはわかりやすいのか、皆さんコツを知りたいですよね?今日はそれをご紹介いたします。」


お〜。いい出だしになった。

【プレゼン準備STEP2】そのキモについて、以下3項目を伝える説明にする。


 人に話を面白く聞いてもらうには、自分なりの話のキモになる部分が必要です。私も、テレビで話したり、文章を書いたりするときは、「何がキモかな」と必ず考えます
 話のキモ(肝)とは、伝えるべき中心テーマのこと。「そもそもなぜ〜なのか?」という疑問に答える内容のことです。
(中略)
 ある話を人前でするときには、二通りの説明の仕方があります。
1. 正確に何が起きたかを伝える説明
2. 何がキモで面白いのか、ということを伝える説明
 1が基本で、2が応用です。
 相手に本当にわかってもらうには、2が必要なのです。
 出来事は、まず正確に伝えないといけません。それは当たり前のことです。しかし、それだけでは、きっと欲求不満になることがあるはずです。
 たとえばNHKの夜7時のニュースなどが、その典型例です。正確に事実関係を報じてくれるけれど、見た後で、なにか欲求不満が残ることがあります。仕方がないので、その後に始まる民放のニュースも見てしまう。そんな経験がありませんか?
 NHKニュースや一般の新聞は、1の基本は伝えるけれども、2の部分がしばしばおろそかになります。その結果、「ニュースって、わかりにくいよね」という印象を持ってしまいがちです。
 ニュースなら、「そもそも、なぜそれが起きたのか」「どうして、そんなことになっているのか」までが述べられていて初めて、見る人・読む人は、腑に落ちます。興味を持って聞いてくれます。これが、話のキモになります。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


整理すると...
以下3項目を伝える説明にすると、見る人/読む人は腑に落ち、興味を持ってくれる。

  1. そのキモの何が面白いのか
  2. そもそも何故それが起きたのか
  3. どうしてそんなことになっているのか


事実を伝えるだけでは、聴衆者は欲求不満に陥るんですね。
その事実から、さらに一歩踏み込んだ解説をする。
3項目を言い換えると、

  1. その事実の「何が面白い?」
  2. その事実は「どうして発生した?(キッカケは?)」
  3. その事実は「どんな仕組み(構造)になってる?」


この3項目を必ず説明するようにすれば、聴衆者は満足!する。

【プレゼン準備STEP3】よりわかりやすい説明にするために、以下3つのアプローチを実践する。

わかりやすい説明にするためのアプローチ① 自分の中に素人を育て、その「素人」の素朴な質問に答える説明を考える。


 自分の中に湧いた素朴な疑問を大切にして、その疑問に答える文章を考えると、それが「わかりやすい説明」になります。
(中略)
担当の仕事の専門家になってしまうと、職場以外の人が、何がわからないか、わからなくなってしまいがちです。大事なのは、あえて自分の頭の中に「素人」を育てることです。その「素人」の素朴な質問に答える説明を考えれば、あなたは「わかりやすい説明ができる」と評価されるはずです。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


池上さんの番組でも、よくゲストの方が、私たち素人と同じ目線の質問をしてくれますよね。
素人目線の質問があって、それに対する丁寧な解説がある。
池上さんの番組がわかりやすいポイントかと思います。


だから、私たちがプレゼン資料を作るときも、

  • 素人目線の質問
  • それに対する丁寧な解説

を入れる。
すると、わかりやすいものになる。
(聴衆者が専門家ONLYだったら不要かな)

わかりやすい説明にするためのアプローチ② 図解する⇒それを言葉にする


 優れた人の話は、「この話はこういうことで、こうなってこうなるんです」と話の筋が展開されると、聞いている人たちの頭の中に、一斉に同じ映像が浮かぶのです。「あ、あんな映像になるんだな」と、映像が見えてくる説明がいいのです。
(中略)
 相手の頭の中に絵を描いてもらうためには、絵のイメージがわく説明をしなければなりません
 いわば、自分の頭の中に描いた絵を、相手側にも描いてもらう伝達ゲームと考えてみましょう。
 ということは、自分の頭の中にまず元になる絵を描かなければいけません。
(中略)
 本を読んで何かわかりにくいことが出てきたら、この概念はどういうことなのだろうかなと一生懸命読みながら自分の頭の中に絵を描いてみましょう
 何かむずかしい問題があったら、これはどういうことなんだろう、図式化するとどういう図になるんだろうかと、一生懸命走り書きをしながらイメージを作っていきます。その結果、図解できたら、それを頭の中にしっかりと焼きつけて、相手に向かって、それを言葉にして伝えていくということです。
(中略)
 こういう「A」がありました。これを聞き手に説明しよう。これがそのまま再現できるかどうかわからないけれども、たとえば下の図のこんな形の「A」であっても再現してもらえればいいな。そう考えるのです。
 言い換えれば、「この概念をどのように説明すれば、聞き手が再構成して、組み立てることが可能になるのかな」ということを常に考えていくのです。
 それがすなわち、言いたいことを図にする⇒その図を言葉にして伝える⇒その言葉を聞いた人が頭の中に絵を描く、という流れになります。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


図解。


これを私もやってみました。
今回の記事で紹介するプレゼン術の図解。
最後の方に載せるので、見てみてください。

わかりやすい説明にするためのアプローチ③ 誰かにその内容を説明してみる


 では、どうしたら「わからないことをわかる」ことができるのでしょうか?
 ひとつの方法としては、プレゼンや授業、講演会の準備なら、事前に誰かにその内容を話してみることです。人に話すことで、自分の頭の中が整理されるからです。
 誰かに説明してみると、「あれ、ここの部分が曖昧だったな」「ここは知らなかったな」という部分が見えてきます

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


これはまさしく私が、
「勉強メモをブログ記事として書き換えているとき」に起きていること!


自分だけの勉強メモにまとめている時、既に完全理解しているつもりになっていて...
それを不特定多数の読者さんに読んでいただく記事として書き直すと、
「あれ、ここの部分が曖昧だったな」
「ここは知らなかったな」
という部分が見えてきます...


勉強中の方も、試験前にその勉強内容を誰かに話してみてください。
もしくは、ブログ記事にまとめる。
そうすると、理解していたと思っていた部分が実は曖昧だった、なんてことがあるはずです。


↓いざ、本番へ!


【プレゼン本番STEP1】フックをかける(相手の頭の中に引っかかりをつくる)。これにより、相手に興味を持って話を聞いてもらうことができる。


 マスコミ用語に、「フックをかける」という言葉があります。「引っかかりを作る」「引っかかる言葉を入れる」という意味です。文字通り、「視聴者の頭の中に引っかかりをつくる」という意味です。
 この「フックをかける」ことで、相手に興味を持って話を聞いてもらうことができるでしょう。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用

相手に興味を持って話を聞いてもらうためには、「フックをかける」。
ではどうやったらフックをかけられるか?


「話をうまく一般論に持っていき、いいキーワードを提示すること」がフックになると私は思います。


(中略)「話をうまく一般論にして、いいキーワードを思いつけるかどうか」です。
(中略)
このようなときのキーワードは、まったく新しい言葉ではなくて、聞いたら意味が分かるぐらいの、親しみの持てる言葉のほうがいいのです。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


これは池上さんが"うまいプレゼンのポイント"として挙げているものですが、
フックをかける方法として最適だと思いました。
(プレゼンは一般論から始める、というコツはよく聞きます)

【プレゼン本番STEP2】話全体の「地図」を相手に渡し、「今の話は地図のここに位置する」と示す。


 わかりやすい説明とは、相手にまず話全体の「地図」を渡した上で、「いまの話は地図のここに位置します」と示す説明です。そのためには、相手に渡す全体の「地図」を、話し手が用意していなければいけません。
 「地図」作成のとっかかりになるのが、「自分の中に湧いた素朴な疑問」です。(中略)頭の中で、「これをどんな説明の地図として示そうか」と考えながら、事実関係を調べていくのです。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


よくプレゼン冒頭で目次を見せることがありますよね。
「今目次のどこにいるか」を示しながらプレゼンを進める。
これも地図の意図を持っていますよね。


"プレゼン内容を図解したイラスト"を地図にするのもいいと思いました。


「今日話す内容を図解したものです。」

「今はこの部分を話しています。」


単なるテキストの目次を見せるより、面白くて聴衆者の興味を惹くと思いませんか。

【プレゼン本番STEP3】木をイメージしながら話す。


 わかりやすく伝える基本は、話の本筋をはっきりさせることです。
 そうは言っても、枝葉に話が行くことで、かえって話し手の人柄を感じさせたり、ディテールの面白さを伝えたりすることもできるでしょう。そのバランスが大事です。
 そこで、「時折枝葉に話が行くことはあるけれど、少し行ったらすぐ戻る」という行きつ戻りつを繰り返していくことを心がけましょう。
(中略)
 話の本筋を木の幹にたとえましょう。
 基本はこの幹に沿って話をすることです。
 しかし、ときどきは、途中で横に行ってみたり、さらに反対側に行ってみたりもします。
 こんなことをしていくと、全体像が面白く見えてきます。

 多くの人が陥りがちな失敗は、横に折れたあと、そのまま戻らずにまた曲がって、さらに曲がって枝葉だけが伸びていってしまうことです。
 そうならないように、自分は木の幹からどれだけ離れたか、いわば自分のいる位置を頭の中の「地図」で確認しながら、横に折れたらまたすぐ幹=本筋に戻ることを考えながら話しましょう。
 話の流れの枝がくねくね伸びていってしまうと、盆栽ではないので、見た目も美しくありません。常に「枝に行ったら次は幹に戻ろう」と心にとめて、話せばいいのです。

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)より引用


この木の例えがすごく面白くてわかりやすいなぁと思いました。
それで、今回紹介したプレゼン術を木の例えと合わせて図解してみました。


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図解したものを言葉にしてみます。


ーーーーーーーーーーーーー
まず、魚(聴衆者)の興味を一般的で親しみのあるキーワードで引っ掛けてから、「キモ=木の幹」を明確に伝える。
時折枝葉に逸れて笑いをとりながらも、すぐに木の幹に戻り、3項目(そのキモの何が面白いのか/発生した原因/仕組み)をきちんと説明する。
最後に「キモ」を再確認して終わり。
ーーーーーーーーーーーーー


図解は大変だったけれど、すごく理解が深まりました。


勉強でも図解は大事だと思います。
難解な内容も図解してみると、こんがらがった糸がほどけるように理解できることがあります。


1冊の本(or 1記事)の内容を1枚の絵で表現していくのも面白いなぁと思いました。

むすび

以上、「わかりやすい説明」で有名な池上彰さんのプレゼン術でした。
プレゼンにだけではなく、ブログ記事を書くときにも応用できる内容だと思いました。
この秘訣を取り入れて、わかりやすい記事を書けるよう頑張りたいです。


そういえば、昔こんな記事を書きました。参考にどうぞ。
五輪招致プレゼンの練習方法がテレビで紹介されていました - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】


引用した書籍

【勉強法】についての本を読むマラソンで、私が4冊目に読んだものです。
続きます。


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