勉強している期間に辞めるべきことは、「惰性でやっていること」。
【勉強法】についての本を30冊読むマラソン中。まだ3冊目です〜。勝手な予想ですが、30冊読んでも、この3冊目が一番のオススメ本となるのでは?と思うくらいお気に入り。
それでは、3冊目の『脳が冴える勉強法 覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書)』の続きです。
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今日からすぐできること
勉強している期間は、「惰性でやっていること」を辞める。その代わり、「集中した後のご褒美」としてやるようにする。
概要
- 惰性でやっていることは「ストレスからの逃避」という意味を持つが、続けているうちに、それ自体がストレスを増加させる要因になる。
- 理性的にコントロールされていない「惰性でやっていること」は、累積で考えると、思いがけない長さの時間を浪費する。
- 「惰性」でやるのではなく、「集中した後のご褒美」としてやってみよう!
【1】惰性でやっていることは「ストレスからの逃避」という意味を持つが、続けているうちに、それ自体がストレスを増加させる要因になる。
勉強をしている期間には、極力やめた方が良いこともあります。
それは「惰性でやっていること」です。趣味というほど楽しんでいるわけではなく、それをしたからといって満足感が得られるわけでもない、ただ何となく惰性で続けてしまっていること。
その内容は個々人が自覚しているものだと思いますので、詳しくは書きませんが、それは勉強を始めたのを機に、やめた方が良い、と考えてください。
惰性でやっていることは、じつは「ストレスからの逃避」的な意味を持っている場合が多いと思います。何かつらい現実があって、惰性でぼんやりと何かをしている時間は、そこから避難していられる。そういう時間も人間には必要なもので、無駄な時間とは言いません。
しかし、惰性でやっていることは、続けているうちに、それ自体がストレスを増加させる要因になってくるものではないでしょうか。
惰性でやっていることのために睡眠時間が削られたり、仕事や勉強で失敗したりする。そうなると、ますます逃避したくなり、ぼんやりと過ごしている時間が長くなる。その時間の分だけ、さらに生活が圧迫される。そういう悪循環に陥りがちではないかと思います。
脳が冴える勉強法 覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書)より引用
惰性でやっていること...何でしょう?
私の場合、ひとつ、「惰性でやってたなぁ」と思うものがあります。
それは、スマホゲーム。
今は全くやっていません。
私がスマホゲームを辞めた理由は、
子どもが生まれたことがきっかけでした。
私がスマホゲームに夢中になってたら、子どもに取り上げられたり、「ママ!一緒に遊んで!」と怒られるんですね〜。
なのでパッタリ辞めちゃいました。
一度辞めてしまったら、またやりたい!と全く思わなくなってしまったということは...
「惰性」でやってたんでしょうね。
惰性でやってること...人それぞれだと思います。
生活を見直して、「自分が惰性でやってるもの」探しをしてみてはどうでしょうか。
【2】理性的にコントロールされていない「惰性でやっていること」は、累積で考えると、思いがけない長さの時間を浪費する。
「これはストレスからの逃避としてやっていることだ」とはっきり認識して、別の方法で脳をリラックスさせることを考えた方が良いのです(理性的にコントロールされていない「惰性でやっていること」は、累積で考えると、思いがけない長さの時間を浪費している場合がありますから、少なくとも、それは減らしていかなければいけません)。
脳が冴える勉強法 覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書)より引用
自己啓発系の本によく載ってるフレーズ↓
"スキマ時間を有効活用しよう!"。
スキマ時間を使っていけば、累積すると長い時間になるので、たくさんのToDoを処理することができる、ということ。
このスキマ時間を、全て「惰性でやってること」に使ってしまったら...
うん。
もったいないかも。
【3】「惰性」でやるのではなく、「集中した後のご褒美」としてやってみよう!
これは私の提案です。
「惰性」でやらないで、「集中した後のご褒美」としてやる。
「欲を満たす楽しみの時間まで、今は集中して頑張る」という生活スタイルを確立する。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
↑の記事で「ご褒美を与えるスタイル」というのがありました。
50分間勉強して、10分間休憩を取る。そのときに1曲だけ好きな音楽を聴いていいことにする、という形で、自分にご褒美を与えるスタイル
脳が冴える勉強法 覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書)より引用
もしスマホゲームが好きなのであれば、惰性でやらない!
50分勉強して、10分間休憩取る。そのときに1回だけ好きなゲームをしていいことにする。
これなら、ほどよく現実逃避しつつ、ストレスもたまらない。
楽しみながら、勉強や作業も進む!
引用した書籍
【勉強法】についての本を読むマラソンで、私が3冊目に読んだものです。まだ続きます。
これまでの【勉強法】についての勉強メモまとめ
1.「大人になっても勉強するなんてみっともないことはやめなさい」という記事に感銘を受けました - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
2.「大人になってからの勉強法」を勉強しています - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
3.「大人になってからの勉強法」に関する本を30冊読むマラソンを始めました! - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
4.書きグセをつけることで、書くことが「楽に」「速く」「上手に」なる。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
5.「これだけやればいい」という範囲を限定すると、意欲を起こしやすくなる - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
6.集めた情報の分析方法(物事の本質を探る方法) - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
7.「脳が冴えている状態」を計画的につくりだして、勉強時間に利用する方法 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
8.「仮眠以外」で、勉強や仕事中の眠気に勝つための方法 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
9.講義の受け方、まとめノートの作り方、試験まで勉強手順 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
10.勉強して得た「自分の考え」をアウトプットできなければ、勉強した意味がない - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
11.「考えが浅い」「発想が平凡」なのは、"考えるステップ"を実践していないから - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
12.集中力と記憶の定着率が高まり、体系的な知識が身に付くアウトプット勉強法 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
13.「欲を満たす楽しみの時間まで、今は集中して頑張る」という生活スタイルを確立する。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
14.やる気が起きない日には、この3つをすれば大丈夫だということを知っておく。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
15.勉強で最も重要な「反復訓練」の手順。これ無しに熟練者になることはあり得ない。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
16.「夜、眠れない」問題の解決。脳に眠気をもたらす手順を理解する。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
17.寝る直前は、自分を肯定的に評価する。不安を解決しようとしてはいけない。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
18.自分の脳に、勉強した内容を自動整理させる方法。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
19.【集中力を高める方法】「全体を見る」 と「1点を見る」をスムーズに切り替えていく。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
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