「TOEIC300点の人が900点に達し、英語を話せるようになる」という英語学習法のまとめ
★【勉強法】の本を30冊読むマラソン、今朝の進捗:8冊目の重要な箇所を自分の言葉でまとめ中。ちょっと時間がかかりすぎててイヤになってきた。【勉強法】マラソンは何とかしてでも今年中には終わらせたい。もう少し早く進められるよう、何らかの工夫が必要だ。
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昨日の記事で、英語を勉強することを決意した私。
2000時間勉強すれば、英語をマスターできるというのは、本当だった! - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
雑誌で「TOEIC300〜400点の人が900点に達し、英語を話せるようになる」という勉強法を見つけました。(ちなみに、私のTOEICの点数は、3年前受けた時に550点でした。今ならもっと下がってるだろう...)
この方法で継続すれば、私の長年の教育経験では、TOEIC300〜400点の人が900点に達し、英語を話せるようになります。
(中略)
学習開始前と、各段階でTOEICを受験するといいでしょう。
週刊 ダイヤモンド 2014年 1/11号 [雑誌]より引用
この英語学習法を教えているのは、森沢洋介さんという方で、『英語上達完全マップ』という著書があります↓。
[asin:4860641027:detail]
(webサイトもあります:http://homepage3.nifty.com/mutuno/)
この本、ものすごい人気なんですよね。なので、私の【勉強法】読書マラソンで読む本リストにも入ってました。今日読んだ雑誌誌面では、その概略が掲載されていました。
概略と言っても、6ページに渡って、有益な情報がギッチリ!読むと、英語学習のモチベーションがさらに上がりました。
引用すると全文になってしまいそうな勢いなので、今回は、その要点を私なりにまとめてみます。
この英語学習法では、以下のトレーニングを包括的に行い、徐々にTOEICレベルを上げていきます。
- 音読トレーニング
- 英作トレーニング
- 文法トレーニング
- 精読トレーニング
- 多読トレーニング
- 語彙増強トレーニング
- リスニングトレーニング
- 会話トレーニング
- 書くトレーニング
最も重要なポイントは、サイクル学習。つまり、何度も反復して定着してから、次のステップに進むということ。
それでは、各トレーニングについて、要点を整理していきます。
【1】音読トレーニング
第1サイクル
- テキストを見ながらテープを聴いて同じ英文を5回繰り返す
- テープを使わずに、1の発音やイントネーションを忠実に再生するつもりで15回音読
- テキストを見ないで、リピーティング5回
- ポーズ(間隔)付きでないノーマルのテープを聴いて、英語の音声に一瞬遅れて発話(シャドーイング)を5回
- 最後に通し聴きを数回
第2サイクル
- 第1サイクルの1を3回
- 第1サイクルの2を10回
- 第1サイクルの3を3〜5回
- 第1サイクルの4を3回
第3、第4サイクル
- さらに少しずつ回数を減らし、合計100程度読む
- テキストのどの部分でもほぼ完璧にリピーティングができる状態になったら、次のテキストへと徐々にレベルを上げる
使用するテキスト
- TOEIC600点未満:中学2、3年レベルもの
- TOEIC600点〜:中学英語以降の素材
- TOEIC700点半ば〜:終了
【2】 英作トレーニング
- 日本語を見て、1文につき10〜20秒で英作文する
- 文ごとに英文を見て答え合わせ
- 英文テキストを見ながら数回音読する
- 口になじんだらテキストから目を離して数回暗唱する。再び日本文の問題を見て、10個の文を滑らかに連続的に作成する。つまずく文は3に戻る。スムーズに出てくるようになったら、さらに4、5回、4を繰り返す。
使用するテキスト
●第1ステージ:中学英語の文型・文法項目別の例文集などの簡単なテキスト
●第2ステージ:文法・構文要素がシャッフルされた教材使用。例えば、中学校の教科書ガイドや高校入試用の問題集。
●第3ステージ:より実際的な表現や気の利いた言い回しが入った文例集や大学入試用構文集。
- TOEIC600点未満:第1ステージから第2ステージのもの
- TOEIC600点〜:第2ステージから第3ステージのもの
- TOEIC700点台:第3ステージのもの
- TOEIC700点半ば〜:終了
【3】文法トレーニング
- 考え込まずに、わからない文法問題は解説を見て理解、納得する
- 設問の焦点となる文法に注意を払いながら数回音読した後、暗唱する
- 繰り返すうちに瞬間的に答えが出て、センテンスが簡単に暗唱できるようになったら、次の問題集に移る
使用するテキスト
- TOEIC600点未満:高校入試用文法問題集を1冊
- TOEIC600点〜:大学受験用文法問題集を2、3冊(⇒TOEICやTOEFL用の文法問題集を2、3冊)
- TOEIC700点台:語彙増強トレーニング(後述)へ移行
【4】精読トレーニング
- 10〜20分程度で、自力でおおまかに文構造を分析し、わからない部分を浮上させる
- 説明・解読の力を借りて、文の構造、単語の意味や使われ方、英文の趣旨を完全理解する。わからない単語は辞書を引き、単語リストを作成する。
- 解説された通りの読解をする「トレース読み」を2〜3回繰り返す
使用するテキスト
- TOEIC600点未満:大学入試用読解素材、もしくは、【1】音読トレーニングで使う、自分より1つ上のレベルのテキスト
- TOEIC700点〜:多読トレーニング(後述)へ移行
以上【1】〜【4】のトレーニングの成果が目に見えて出てきたら、TOEICの点数は700点に達しているはず。
TOEICが700点に達したら、以降で述べる【5】〜のトレーニングを始める。
【5】多読トレーニング
- 大ざっぱに意味をつかみながらスピーディにたくさん読む
- 理解度は70%くらいあればいい
使用するテキスト
- TOEIC700点台:英語の学習者向けに小説や童話、伝記などを簡単に書き直した語彙制限本。IBCパブリッシングのladderシリーズやピアソンのPENGUIN READERSなど。映画のノベライズなど、知っているストーリーから楽に始める。読む量は、例えばPENGUINシリーズならば、語彙1200語のレベル3や、1700語のレベル4を60冊くらい。
(amazonでたくさん見つけることができました↓)
[asin:4794601263:detail]
[asin:4794601239:detail]
- TOEIC700点半ば〜:好きなものを、好きなように読んでいく
- TOEIC900点〜:永遠に継続する
【6】語彙増強トレーニング
英文型単語集を使い、200〜500語ごとのセグメントに分けて、以下のようにサイクル学習する。
- セグメント内の例文を丁寧に読み解く。例文の中での意味と使い方を理解したら、語義をもう一度確認してイメージを結ぶ。
- 例文が難なく読めるようになるまで3〜5回繰り返す。単語の意味は無理に思いだそうとせずに、すぐに語義欄を確認する。
- 単語だけのページを使い、すぐに意味が出てくるかチェックする。思い浮かばなければ例文を見て意味をよみがえらせる。
- 以上の1〜3で1サイクル。セグメントの全単語の意味と使い方が完全にわかるようになったら、さらに数サイクル続けて記憶を定着させ、次のセグメントに移る。
- 全セグメントを終えたら仕上げとして、単語のみについて単語集全体のサイクル回しを行う。
使用するテキスト
- 知らない単語が30〜60%の幅で収録されている英文型単語集を使う。鈴木洋一著『DUO』がお薦め。
- 5000語レベルの人は6000語レベルのものを選ぶなど、1000語ずつ上げるのがポイント
(DUO懐かしい。大学受験の頃使ってたなぁ...。手に取ったら、高校生に戻った気分になれそうだ。)
目安
- TOEIC700点台:8000語の獲得を目指す
- TOEIC700点半ば〜:1万5000語の獲得を目指す
- TOEIC900点〜:必要に応じて継続する
【7】リスニングトレーニング
- トランスクリプション(テープ起こしされたもの)を見ないで、耳だけで聴く。何度聴いても、理解できない部分が残る状態になったらストップ
- トランスクリプションをざっと読んで、聴く。
- トランススクリプションを精読し、英文の理解を明瞭にして、聴く。
- 音読・リピーティング・シャドーイングなどを織り交ぜて、聴く。つまり、「精読してからリスニング」「音読してからリスニング」「リスニングと同時に音読」「シャドーイング」「ポーズ付きテープでリピーティング」を必要なだけ行う。
使用するテキスト
TOEICで800点前後になると、リスニング用の教材で話される英語はきれい過ぎて耳が鍛えられないと感じるようになる。そうなったら、以下のような、より生の英語に近いものを使う。
- 米国国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)
- 生インタビューを教材化したもの
【8】会話トレーニング
- 1回1時間半〜2時間で週2、3回の会話練習をすれば、半年で持っている英語力にふさわしい会話力が身につく。
- スカイプの英会話が気軽に利用できてお勧め。毎月利用しても1ヶ月5000〜6000円で済む。
【9】書くトレーニング
- ここまでのトレーニングで、普通のビジネスマンが業務上作成する英文は十分書けるようになる。
- 自分が楽に読めるレベルのテキストを使って、日本語訳の方から英文を作成し、元の英文と照らし合わせて自己添削するトレーニングも有効。
- さらにハイレベルで自然な文章を目指す人は、書きたい文章の種類に応じて、ひな型や文例集を参考にしながら書く練習をし、ネーティブスピーカーに添削してもらうといい。
以上。
昨日の記事にも書いた通り、私は4月1日から(あさって)英語の勉強を始めようと思います。今日記事にした英語学習法がすごく良さそうだなぁと思ったので、この学習法に沿ってやってみようと思います。
この学習法の詳細は↓に載っているようなので、今日の仕事帰りにでも、本屋さんで見てきます。
[asin:4860641027:detail]
Webサイトでも良さそう...http://homepage3.nifty.com/mutuno/
明日も、雑誌で見つけた【勉強法】をメモしていきます。
読んだ雑誌
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雑誌で見つけた【勉強法】過去記事
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