僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】

毎朝3:00からを独学の時間にしています。テーマを決めて本を30冊読んで勉強し、その勉強メモをこのブログに記録しています。自己紹介はサイドバーにあります♪ 2017/3/1から「ミニマリストの本30冊から実践できるコツを書き出し、毎日少しずつ真似してみる!」企画を始めました。 毎日、ミニマリストになるためのコツを、ひとつ実践するのが目標です!

あなたは大丈夫?ネット依存で現実崩壊。ネット依存度チェックも。

ブログを始めて明日で1ヶ月になります。
ブログを始めた事で、生活の中でネットに触れる時間の割合が圧倒的に増えました。

10月23日のNHKあさイチで、「ネット依存」について特集されていました。
この番組は「子供」のネット依存に焦点をあてていましたが、
子供だけじゃなく、私は大丈夫?!って思ってしまいました。

リアルの世界の自分。
ネットの世界の自分。
1日は24時間しかありませんよね。


番組には1日12時間ネットをしている人も登場しました。
日経新聞には、1日20時間ネットをしている主婦のケースが掲載されていました。
韓国では、24歳の男性が、86時間オンラインゲームをやり続けた末に急死したという例もあります。

番組にでてくる患者さんの言葉が印象に残りました。
リアルの世界には何もない
 ネットの世界に自分がいる
 リアルの世界では何も考えていない

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http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0100W_R00C13A8000000/から引用します

食事中やトイレに入っている間さえスマホ片手の主婦

  • 会ったこともないネット上の仲間に対し、義理を感じてしまう。
  • そのせいで、現実生活を送っている中でも、ネットの中で起きていることが常に気になってしまう。

ネット依存の問題点

  • 昼夜逆転などによる不登校や欠勤
  • 成績低下
  • 引きこもり
  • 睡眠障害やうつ症状になるなど精神面でのトラブル
  • 長時間やり続けるために
    • 食事をとらなくなって低栄養になる
    • 視力が下がる
  • 長時間動かないために10代でも...
    • 筋力低下
    • 骨粗しょう症といった身体症状
  • ネットが原因で多額の借金を抱えることになるケース
  • 友人関係や家族関係の悪化といった対人関係が損なわれたりする場合も

先日聴いたラジオでは、ネット上にしかママ友がいない子育て中の主婦の話がありました。
その主婦は子育て支援センターや公園等には行かず、常にネット上で子育て話をする。

私も気をつけなければならないと思いました。


ネットの良さはもちろんあります。
情報を得ることができること、自分の趣味と合う人と出会えることなど。
ネットで出会って結婚した友人も何人かいます。幸せに過ごしています。


このブログを始めた頃、ネットに対して色々と期待していました。
でも今は少し、弊害の方が気になっています。

韓国では、16歳未満向けに深夜のオンラインゲーム禁止を導入したそうです。
「一番大きな効果は、ネット依存が深刻な問題であることを国民に認知させることができた点」だそうです。
国費で、11泊12日の断ネットキャンプ「レスキュースクール」を開催しているとか。


本記事では、ネット依存について、番組の備忘録もあわせて情報をまとめます。

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/10/23/01.html

NHKあさイチ備忘録

ネット依存の中高校生は全国で51万人

学校に行けない
1日12時間やっている
昼夜が逆転
お風呂に入る暇も惜しむ
ネットは、アルコールやタバコよりも依存度が高い

ネット依存には2種類ある

  • つながり依存
  • コンテンツ依存

1.つながり依存

LINE
30~40人くらいのグループを作っている
クラスの決めごともラインで
集合時間等の大事なこともLINEでまわってくる
グループの数は30くらいある
幼馴染のグループ、塾のグループなど

子供達のネットマナー

見たら、すぐに返信するマナーがある
見たのに返信しないと既読無視って言われる
なんで既読無視してんの、って言われる
若者は既読ついてるのに返信がないことをマナー違反だと言っている
「絶対見てるのに、無視されてる」→そこから人間関係の悪化

1日中LINEしている

勉強にもスマホがいる
問題文や図面をスマホで撮影
答えや回答にいたる解き方もLINEで細かく相談しながら解く
すぐにそばに誰かがいる
ずっとスマホを開いた状態にしている
高校生の85%がスマホを使っている

LINE(株)の公式見解

LINE(株)に問い合わせると、従来の深夜の長電話などと同じく、個人で気をつけてほしい、との回答


ネット依存外来の患者さん

お風呂に入れない
食事もできない
常に手元のスマホに集中
夏休みは4日しか外に出てない
スマホにハマったきっかけはLINE
12時間中断せずやってる
やめられな理由は、楽しいから
Twitter、どんどん更新されるから飽きない

昼夜逆転して学校行けなくなる

成績落ちる
親が叱る
親がスマホをとりあげようとすると暴力で反発してくる
どうしたらやめさせられるだろう?
途中で取り上げられると、友達のことが気になってしまう
カッとなってしまう

どこからがネット依存と言えるのか?

研究途上でまだよくわかっていない
薬の治療もない
しかし、診断基準が作られつつある

ネット依存の診断基準

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  1. ネットに夢中になっていると感じる
  2. 満足を得るためだんだん利用時間が長く
  3. ネットの使用時間を短くしたり、やめようとしたりしたがうまくいかない
  4. やめようとすると不機嫌になったりイライラする
  5. 意図したよりも長時間オンライン状態に
  6. ネットで人間関係・学校のことを台なしにした
  7. 熱中しすぎを隠すために家族などにうそをつく
  8. 問題やいやな気持ちから逃げるためにネットを利用

上記の、8項目のうち5項目に当てはまると、ネット依存の傾向あり。


2.コンテンツ依存

15歳から8年間家に閉じこもり、オンラインゲームしている女の子
明るく活発な中学生だった。バレー部だった
クラスでなじめないことがきかっけにネットを始めた

オンラインゲームは、いやなことから逃げられる

仲間ができる
やさしくしてくれる

1日中ゲームするようになった

昼夜逆転
食事もとらなくなる
家族が話しかけても反応しなくなった

親がネットの接続を切ると...

顔つきがすごく変わる
鬼の形相になる
家でネットをさせてもらえなくなると、深夜にネットカフェへ行くという状態が5年間続いた

リアルの世界には何もない

ネットの世界に自分がいる
リアルの世界では何も考えていない
オンラインゲームには、共に闘っていいく連帯感がある
利害関係がない
でも実際は、ゲームよりチャットをしている

ネット依存からの抜け出し方

変わろうと本人が意識する必要がある
外に出る
アルバイトを始める
料理をする

母親がまず1人で病院へ行く

ネット依存患者の家族会に参加
子供には穏やかな言葉で接することが重要と指示される

次にネット依存の子供も受診する

ためこんでいた気持ち
しゃべりたかったのに我慢していたこと
全て話してだんだん楽になった

ゲームしている時間を記録する

客観的に見て、長いと別のことをやって頭を切り替える
現実時間が充実すると、ゲームの時間が減った

ネット依存患者の親が気をつけるポイント

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達成可能な目標を持つこと
ネットに変わるポジティブなものを見つける
ネットについて全然わからないで指導するのは難しい
おうちでルールを作ること
親子でコミュニケーションをとること
親が一方的にルールを決めると反発する
一緒にルールを作ることが大事


あさイチ備忘録は以上。



この記事も興味深く読みました。
幼児期に必要なのは「感覚」の訓練 - Togetter

子供って幼児期とのときにアタマではなく、感覚で世界を理解する。触感、匂い、味、音、などなど。
やがて感覚が伸びてくると、バランス感覚とか、モノを投げる時の加速させ方とか、飛び降りた時に衝撃の吸収の仕方とか、感覚がドンドン発達する。

ネット依存の弊害は、このような触感、匂い、味、音といった感じる力の欠如もある思います。

ネット依存の傾向は幼児から始まっています。
3歳の娘は既にiPhoneで勝手にアプリを使ったり、YouTubeで動画を観たりします(T^T)

最近の私はiPhoneでネットを観る時間が増えてしまいました。
子供は親の姿を見て育ちますよね。まず私が気をつけないと。

明日でブログを始めて1ヶ月。
このタイミングで、今後のネットとの付き合い方を変えようと思っています。
それについては明日また記事にします。

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