【1時間は「20分が3つある」として行動する】「時間/手帳/朝活」について本気で勉強する【1】
まず最初に私が実生活に取り入れた時間術は、「"20分"をひと区切りに」というものです。
これは『[asin:B00GNG82RI:title]』で紹介されていました。
日々の家事を手の動くままにしていては、時間はいくらあっても足りません。
「20分」という時間を目安にして、「この時間までに終わらせる」という終わりを決めてみる。
そうすると、20分動いてみて「まだできる」と思えば、もう少し続けられますし、少しでも「気分がのらない」ときは、さっとやめる…。
1時間を20分ずつ区切れば、3つのことができるんです。
満足感も得られると思いますよ。『かぞくのじかん 2013年 12月号 [雑誌]』 p11 全国友の会の「時間調べ」メンバー 山崎みどりさんの言葉
確かに、家事は終わりが明確ではないので、いつまでもダラダラとやってしまいがち。しかもこだわると、キリがないんですよね。だから時間で区切るというのはいいかも。
20分をひと区切りにして行動するということは…1時間を3つに分けるということかぁ。
ということで、1時間を3つに分けてスケジュールを立ててみることにしました。
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本には 「朝を20分の区切りで過ごす」というスケジュール例が掲載されていました。
朝の行動パターンを「20分」ずつ時間表にはめ込んで、実際に数日過ごしてみましょう。
06:00 起床
・身支度
・窓をあけながら1階へ
・洗濯機スイッチON
・トイレ
06:20 朝食用意、べんとうづくり
・(弁)ごはんをつめる
・(弁)冷凍おかずを解凍
・(弁)(朝)卵焼きをつくる
06:40
・(朝)みそ汁をあたためる
・(弁)おかずをつめる
・(朝)常備菜、卵焼きを盛りつけ
・(朝)ごはん、みそ汁の盛りつけ
07:00 朝食
07:20
・食器洗い、食器拭き
・夕食の下ごしらえ(ポトフのしこみ)
・台所整とん
08:00
・洗濯もの干し、服しまう
・床をほうきで掃く
08:20
・メイク、出かける準備
・リビングの整とん
08:40
・幼稚園登園準備チェック
:50 息子登園
09:00
忙しい朝だけでも20分区切りで行動すると良さそうですね。
でも私は1日を20分区切りで計画立てることに挑戦してみました。
わたしの実践した「20分区切り行動法」
本から知識を得て、自分なりに工夫して実践しました。
2週間くらい試しています。
未だ継続中。いいかんじ。
朝起きて、ノートを開きます。
左端に時刻を記入します。
1時間につき、3行分の枠をとります。
そして、今日のスケジュールを書き込みます。
※ちなみに、違う本で、一日のスケジュールを書く事を「一日を設計する」と表現している方がいました。いい表現!(^0^)b
20分区切りで行動するので、1時間につき、3つの行動を書き込みます。
(だから3行分枠をとった)
ここでポイントは、ひとつの行動をできる限り細分化して記入すること。
その方がとりかかりやすいからです。
20分じゃ終わらなさそうなことも、細分化すれば20分にちょうど良い行動となります。
ちなみに慣れると、感覚で「自分が20分で行動するのにふさわしい量」がわかるようになります。なりました(^^)
スケジュールと実際の行動を比較する
そのノートを常に机の上に開きっぱなしにします。
そして、スケジュールを確認しながら行動。
また、スケジュールの横には実際に行動できた内容を書き込みます。
お昼くらいに見直して、スケジュールと実際の行動の剥離が大きくなってきていたら、午後のスケジュールを組み立て直すのもアリです。
一日の終わりにはノートの最後の見直し。
「この時間までに、この行動をするためには、○○時からこれを始めないとだめだな」とか
「この行動には○時間かかってるから、もっと細分化してスケジュールに落とし込もう」とか
「こんだけ行動した後には、休憩しないと体がもたないな」とか
自分なりの時間と行動に関するクセを見つけます。
今日一日を見直した結果を、明日のスケジュールに活かす
本当は一日の最後に明日のスケジュールも立てるといいんだろうけど…
私は、それは次の日の朝にすることにしました。
真っ白なページに計画を書き込むのって気持ちいいので、朝の楽しみのひとつにしてます。
朝起きて、昨日のページを見ながら、今日一日のスケジュールを組み立てます。
2週間続けて、コツが見えてきました
それは、自分が決めた開始時間が来たら、なにがなんでも手をつけることです。
「やりたくないー」
「めんどくさいー」
「うごきたくないー」って時ありますよね。
私はよくあります(^^;
でも、スケジュールに書いた時刻が来たら、とりあえず手をつけることが大事です!
その時のコツは「30秒だけやってみよう」と思って行動すること。
やってみて、気分が乗ったら続ければよい。
やってみて、気分が乗らなかったら、30秒ですぐやめてもよい。んです!
そうやって行動すると、意外と「やってみたら、もっとやってみようという気になった」ってことがたくさんありました。
あれと似てます。
「会社行きたくない〜」「学校行きたくない〜」と布団の中であんだけ思っていたのに、行ってみると、案外楽しかったってやつ。
やってみて気分が乗らなくて、30秒で辞めてしまった場合。
その20分間はもう思い切りダラダラしちゃいましょう。
次の20分間は、新しい20分間です!
次からまた頑張ればいいんです!
ダラダラしちゃった20分間のことは、きちんとスケジュールの横に事実を書いておきます。
そして、明日の予定を組み立てる時に参考にします。
「この時間帯に、この行動をするのは、私にとって難易度高い」とか
「この時間帯に、休憩しないと、私だめ」とか。
休憩時間を生み出す為なら、集中して短時間で終わらせることができる!
20分で終わらせようと決めて立てた行動スケジュール。
それが15分で終わってしまったら、残り5分は休憩時間になるんです!
休憩時間を作る為に、がんばれます(笑)
そういえば、料理研究家の栗原はるみさんも..
私が一番好きな料理研究家である栗原はるみさん。
オフィシャルサイトでこんなことをおっしゃっていました。
家事だけでなく、暮らしの中のさまざまなことを、気持ちよく続けられたらいいなと思っています。
自分で自分を元気に楽しくするために、私が習慣にしているのが"15分のタイマー"。
それは、1日のなかで2〜3回、15分間なにかに集中することです。
やると決めたそのことだけに、思いきって取り組んでみる!
15分あれば、トイレの掃除やアイロンがけ、英語の勉強やお礼状書きなど、たいていのことはできるはず。
細かい家事や仕事がすっきり片付くのはもちろん、ひとつのことをやりとげられたうれしさを味わえて、気持ちが前向きになります。
栗原はるみさんはこのために、首からぶら下げることができるキッチンタイマーを作っていらっしゃいます。
便利そう。
↑これなんですけど...今はもう売ってないようです!悲しい!いつか買おうと思ってたのに!
今はこれ↓だけ売ってました。
[asin:B00BHSW6QU:detail]
そういえば、茂木健一郎さんが…
勉強(4)時間制限(タイムプレッシャー)をうまく使え。30分と書いてある問題があったら、自分と無理めの契約を結んで、たとえば「20分で終わらせる」と宣言してみる。そのようにして、常に最高のパフォーマンスを出すようにせよ。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2010年8月3日
これも20分区切り行動に使える秘訣だと思いました。
ちなみに、茂木さんによると、集中力が持続するのは30分だそうです。
脳科学者の茂木健一郎先生が『脳を活かす勉強法』という本の中で
集中力を生むのに必要な3要素を言われています。
(中略)
そもそも、集中力が持続するのは、脳科学的に30分とされています。
確かに、進研ゼミ小学講座も1回20分だもんなぁ。
小学生でも20分なら集中できるってことかな。
そういえば、トマトのアイコンで知られているポモロード法というのもあった
昔、試した事があります。
試験勉強のときに使っていたワザです。
Pomodoro Technique(ポモドーロ・テクニック or ポモドーロ法)とは、Francesco Cirillo氏が1992年、自身の勉強効率を上げるために考案した時間管理術。25分を単位「1ポモドーロ」とし、その間集中してタスクを片付けます。
詳しくは上記リンク先にあるので、試験勉強されている方は是非一度見てみてください。
まとめ
こんな感じで、時間を区切って行動する考えは色々あるようです。
共通することは、短時間で集中して物事に取り組み、メリハリを持つということですね〜。
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勉強した書籍の紹介
<目次>- 一日が上手くまわる朝と夕方の時間
- わたしの短縮したい時間
- "20分"をひと区切りに「手がまわらない」「時間がない」を解決
- ワンパターンで過ごす
- 「まほうの20分」を上手に使う
- 手をかけすぎないで、時間短縮
- 忙しい日は鍋帽子で煮物&ポトフを
- 置き方、置き場所を変えて、上手くまわす
- 「家族がしぜんに動ける家」5つのポイント
- とり組むのは1つだけ
- 子どもができる衣類管理
- ダイニングテーブルすっきり化計画
- 今日からガミガミ怒らないお母さんに
- 笑顔のわたしでいるために"少し先"の準備を
- 暮らしに小さな"心地よさ"を積み重ねて
- ゆとりを生み出す『主婦日記』活用術
- 書くことが好きになる『生活日記』
- あなたも生活時間つくってみませんか
- 朝すること
- 基本時刻と予定表
- ぼく、わたしの朝・夕方
- 1週間のがんばり表
- 山崎美津江さんの「家の整理は心の整理」
- 夜、頭も心もリセットして
- 冬の家事ごよみ
- 年賀状とふだんの手紙の整理・保管
- 我が家のシンプルライフ化計画 かんたんそうじと片付けで人を呼べる家に
- みんなによろこばれる おすすめ持ちよりレシピ
- 持ちよりレシピにはこんなものを
- 持っていくときの工夫
- 読者みんなの楽しい持ちより
- 体も心もあたたかく 冬の野菜いっぱいの食卓
- まぜて焼くだけ ブラウニーアレンジ3種
- おとなも子どもも 遊ぶちから 楽しむちから
- わたしの大切なもの
- 夫婦のすがお 夫の記録と私の記憶
- 知の原点 生まれつき
- 大きくなあれ 子どもには子どもらしい時間を
- その子だけの時間配分
- "整える"ことが働きやすさの第一歩
- 家族の夢が実現する1年の予算立て
- 海外子育て中!お母さんレポート シンガポール
- どうしていますか?贈りものへのお返し
- 生活のちから大賞"ちいさな手づくり"各賞の発表