僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】

毎朝3:00からを独学の時間にしています。テーマを決めて本を30冊読んで勉強し、その勉強メモをこのブログに記録しています。自己紹介はサイドバーにあります♪ 2017/3/1から「ミニマリストの本30冊から実践できるコツを書き出し、毎日少しずつ真似してみる!」企画を始めました。 毎日、ミニマリストになるためのコツを、ひとつ実践するのが目標です!

ニュースにならない子供の家庭内事故について調べました

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(10/27追記)子どもの死因1位は不慮の事故。命を落とさない為にチェックすべきこと。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
の続きです。

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前回の記事では皆様から生の声をたくさんいただきました。
実際にお子さんやご自分の幼い頃に事故にあわれた方の声。
大勢(夫婦)でいると、どちらかが見てると思い油断するというご指摘。
いくら気をつけていても安心できない、という意見。
だからといって過保護すぎてもね、という意見。

子供の死因1位は不慮の事故であるという現実問題について、皆様のおかげで、多角的な視点で考えることができました。


あれから私も更に調べました。
調べると、どんどん情報、というか事故例が出てきます。


それらがニュースになることは滅多にないようです。
ニュースにならないから、そのような危険があると思わずに、誰かがまた繰り返す..ような気がしてなりません。


虐待はよくニュースになるので、議論も活性化し、対策をとろうという声があちこちででますよね。


でも、ニュースにならない家庭内事故については、国がこっそり対策資料を作っても、話題にならない。
前記事のコメントで「もっと発信すればいいのに」とありましたが、全くその通りと思いました。


こちらでは事故例が掲載されていました。引用します。

  • 1歳女児、弁当箱に入っている醤油さしを飲み、窒息。
  • 3歳女児、寝ころびながらミルキーをなめていて、窒息。
  • 1歳女児、ミニカップゼリーがのどに詰まり、窒息。
  • 9ヶ月男児、おかきを喉に詰め、急に倒れる。
  • 3歳女児、母親が下痢止め錠剤を飲ませ、気管内に錠剤が入った。
  • 7歳男児、自宅でこんにゃくゼリーをたべ、窒息。
  • 2歳女児、ままごと遊びで半卵型のプラスチックおもちゃ誤嚥し窒息。
  • 8歳男児、シャープペンシルのキャップを口にくわえ誤って喉に詰めた。
  • 4ヶ月女児、3才の兄が飲ませた正露丸が大量で気管に詰まった。
  • 1歳男児、長男4歳と2人だけでベビーベッドで就寝中、長男にふとんを3枚掛けられ死亡
  • 2歳女児、母親が洗濯を中断し、別の部屋へ行った隙に洗濯機内に入り溺死。 
  • 2歳女児、ベランダの洗濯機内に落ちて死亡。
  • 1歳男児、実母と2人のこどもが入浴中、長男の整髪中に、溺死。
  • 1歳6ヶ月男児、浴槽内に転落して死亡。
  • 1歳3ヶ月男児、父と入浴後、一人で浴槽内で遊び死亡。
  • 2歳男児、沸いている浴槽のふたに乗り転落、熱傷で死亡。
  • 10歳男児、知的障害で入通院中、自宅浴槽内でぐったりしていたもの。(てんかんや知的障害患者の入浴は、リスクが高く、事故の起こる率が高い)
  • 1歳4ヶ月男児、母外出中、ワゴンにつながった電気コードが首に巻き付き窒息。
  • 10ヶ月女児、ブラインドのが偶然首に掛かってからまり、寝返り時に窒息。
  • 2歳男児、母親の外出中、ビニール製の洋服カバーの下に倒れていた。
  • 7ヶ月乳児、ベッドと壁の細い隙間に挟まれ、死亡。
  • 2歳男児、ピーナツを食べている時に、親が後ろからびっくりさせたため、吸い込み窒息。
  • 2歳の男児、積み木で遊んでいる時、積み木(ボルトの形で、直径3-4cmx長さ5cm)を口に入れ、取り出せなくなった。幸い鼻から呼吸が出来た!
  • フィルムケースのキャップによる窒息
  • スーパーのナイロン袋を口でちぎって遊んでいて切れ端がのどの奥にひっかかり窒息。
  • いくらを食べて窒息。
  • 梨をほお張り、机から飛び降りたとき、梨の小片を吸い込み、窒息。
  • ベビーパウダーが顔面にかかり、それを吸引し、窒息。
  • おもちゃの笛(吹くと音が出て、延びるもの)を飲んだ。口の中から音がするので解った。音が出るということは呼吸が出来ている。慌てる必要はない。


ピーナッツなど豆類は本当に危険だそうです。
先日、お医者さんに聞いた話です。
1歳のお子さんがお父さんの晩酌のおつまみとしてテーブルの上に乗っていたピーナッツをつまんで口に入れてしまい、
それが喉に詰まって緊急搬送。
私がお話を聞いたお医者さんが対応したらしいのですが、病院についた時にはもう遅く、処置のしようがなかったと...
お医者さんはとても苦しそうにこの話をしてくれました。
だから豆類をテーブルの上に放置することは絶対にやめて!と言われました。
大人が普通に食べているものだから、子供も食べていいんだ、と思ってしまうようです。


先ほど挙げた事故例で、「ひも」「コード」にも注目してみましょう。
これは国民生活センターの注意事項に挙げられていませんでした。


こんな記事を見つけました。
窒息事故防止へ ブラインドひも、子ども届かない所に

昨年11月、生後6か月の男児が自宅でブラインドのひもが首にかかった状態で見つかり、死亡した。そばのベッドで寝ていてベッドから落ちた際、ひもがかかったとみられるという。昨年7月にも、1歳の男児が自宅の居間で、カーテンの留めひもに首がかかり窒息。約1か月入院する事故があった。


こんな記事もありました。
カーテン留め紐で首つり事故、米国では1か月に1人の乳幼児が死亡。

母親が朝、外で洗濯物を干すため数分間、目を離した際に起きている。居間に戻った母親が、前のめりの体勢でカーテンタッセルに首がかかり、窒息した状態の男児を発見。


「ひも」といえば、服についているフード等の紐も危ないそうで...
子供服の安全基準策定へ 経産省、フードやひもで事故多発

昨年3月には東京都の4歳の女児が自宅玄関を出る時、パーカのフードをドアの取っ手に引っ掛けて首が絞まり、入院する事故も起きた。事例を報告した日本小児科学会は「『気を付けましょう』では予防できず、衣服の構造を変えることが必要」と指摘する。


そして、こちらには海外の状況も。日本の対策がどれほど遅れているかがわかります。
くらし解説 「防ごう こども服による事故」 | くらし解説 | 解説委員室:NHK

アメリカで、1985年からおよそ10年の間に、こども用の上着のヒモが原因となった死亡事故だけで、17件おきています。このため、アメリカ、そして、EU、韓国など多くの国では、特に、ヒモについては、年齢に応じて、何らかの公的な安全規格が決まっています。

EUは、年齢によって違いますが、

  • 7歳未満のこども服の、上着の首周りや裾の部分のヒモはいけない
  • 後ろから出ているヒモはダメ
  • 付けてもいいヒモについても、細かい長さの規定があります。

一方で、日本の状況は。

大手を中心に、こども服メーカーの間では、上着にはヒモを使わない動きもでています。
あくまでも業界団体の自主的なガイドラインですし、業界団体に加盟していない業者も多いということで、インタネットなどでは、ヒモのついた製品は数多く売られています。
また、フードについては、ガイドライン自体が、あいまいな書き方ということもあり、大手も中心に、フード付きの上着は多いですよね。

f:id:sclo-a:20131028221501j:plain(図も引用させていただきました)



色々と調べましたが、心に残ったのがこの一文です。

子どもの事故は親の不注意が原因だと思われがちで、なかなか表に出てこない。早急に実態を把握するための調査をしてほしい」。(窒息事故防止へ ブラインドひも、子ども届かない所にから引用)


前回の記事のブコメでは、屋外での不慮の事故例も寄せられていました。

私自身にもその経験がたくさんありまして...

私が0歳、母がおんぶしてタクシーに乗り込もうとした時のこと。母がかがんで乗り込むと、おんぶされていた私の頭がタクシー入り口上部(ふちの部分、なんていう名称かな)にゴチーーン!

私が0歳、やっとお座りできた頃、母が私を自転車の後ろに座らせて買い物にでかけたそうです。
ちょっとよろけた時に私がポーンと投げ出されて縁石に落下。


よく私生きてたな...今は笑い話にしてますが...

人間は意外と丈夫?
でも死んでいたかもしれないし...。

過保護になりすぎてもいけないし...


難しいよホントに〜〜〜!


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