頑張っててしんどい時、誰かに言ってもらいたい言葉
子ども2人を連れて電車とバスを乗り継いで出掛けた帰りのこと。
お腹側は抱っこ紐で下の子を抱え、背中側はリュック。右手で歩きたくないと泣きじゃくる上の子の手を引っ張り、左手は荷物が入った手さげを持っていました。重荷で肩が外れそうでした。重荷で自分が地面に埋まって行くんじゃないかとまで思いました。
一歩足を前に出すことでさえ苦痛でした。泣きじゃくる上の子のように私ももう歩きたくない。でももう帰らないといけない。ヨタヨタと家に向かって歩いていました。
そんな時、通りかかった知らないおじいさんが
「おぉ、おかあさん、すごいなぁ!大荷物だ!」
その言葉で私は少し足取りが軽くなったんですね。
それから、また歩いていると、今度は別の知らないおじさんに
「おぉ〜、がんばってるね〜」と言われました。
その言葉で私の足取りはさらに軽くなり…
また歩いていると今度は知らないおばさん2人組が私を見て
「ママは大変ねぇ」と言ったんです。
その言葉にも私の足取りを軽くしたんです。
「すごいね」
「頑張ってるね」
「大変だね」
という三種類の言葉は、どれも私の疲れを癒してくれました。
今まで、他人がしんどそうな時に、なんて声をかけてあげればよいかわからなかったんです。
でも今回自分が実体験してわかったこと。
何かを頑張っててしんどい状況にある人が、誰かに言ってもらいたい言葉って
「すごいね」という、その人の頑張りを讃える言葉。
「頑張ってるね」という、その人の頑張りを認める言葉。
「大変だね」という、その人の頑張らないといけない状況を理解してあげる言葉。
この三種類なんじゃないでしょうか。
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