僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】

毎朝3:00からを独学の時間にしています。テーマを決めて本を30冊読んで勉強し、その勉強メモをこのブログに記録しています。自己紹介はサイドバーにあります♪ 2017/3/1から「ミニマリストの本30冊から実践できるコツを書き出し、毎日少しずつ真似してみる!」企画を始めました。 毎日、ミニマリストになるためのコツを、ひとつ実践するのが目標です!

いつもと同じ朝、いつもと同じ朝食。安定した一日を始めるための儀式。

前記事では、定番化された日々を送るおじいさんの話をしました。
おじいさんは身につける物は黒色に限定し、鉛筆やノートのメーカーから、毎朝食べる食事のメニューまで固定していました。(「いつもの」「お気に入り」「定番化された毎日」は心の安定を約束する

今回は「朝食のメニューを固定する」ことについて掘り下げます。

そのメリットは、まず効率性にあります。

朝ご飯は何を食べようか、何を作ろうか、何を準備しようか、、、など迷いません。慌てません。
既に決まったメニューを作る為に、その材料は冷蔵庫に常備されるようになるでしょう。
いつも同じものを食べるなら、その為の作り置きも計画的に行えるし、冷蔵庫内に朝食メニュー専用の保管場所ができるかもしれません。
朝食作りにかかる時間も分かりきっているので、時間のない朝に慌てることもないでしょう。

前記事のおじいさんのように、目玉焼き、ハム、サラダ、クロワッサンに珈琲といったメニュー。
バランスの良い理想的な朝食です。

おばあさんはこの朝食を何十年も作り続けていました。

朝いつもと同じ時間に目覚め、台所に行くと、食卓に並んでいるのはいつも通りのメニュー。
それをおじいさんは安心して食べます。

いつもと同じ朝。いつもと同じ朝食。

食卓から見える庭には木製のベンチとテーブルが置かれています。
おじいさんは朝食を食べ終わると、最後に珈琲だけ持って、庭のベンチに座ります。
そこで珈琲を飲みながら本を読みます。

おじいさんの一日はこうして始まるのです。毎日毎日、同じ始まり方です。

それがおじいさんの心の安定を保っているのです。

いわゆる儀式。
一日を始めるための儀式です。

野球選手のイチローは、ブルペンに入る前に必ず行う儀式があると、以前ドキュメンタリー番組で観ました。
何種類かのストレッチを必ず同じ順番で行い、そうしていく中で体だけでなく心の準備もできあがる...という話でした。

イチローにおける野球のように、私達も日々何かと向き合っています。
安定した心で向き合いたいと思っています。

その為に、いつもと同じ朝を迎えることは効果的かもしれません。